石畳と緑の温室に追い込み柔らかな草の檻の中に虫を閉じ込めた
幸福そうに草を食べ続け石だたみに落ちてもなんら動揺すること
なく羽をひろげ枝をよじ登り太陽を目指す 君にかなわない
なく羽をひろげ枝をよじ登り太陽を目指す 君にかなわない
唯一の天敵を混ぜてみたところで避けるでもなく意識するでもな
くただ銜えられて放りだされて喉を通る 君はとても強い
勝てそうにないので反抗として植物の世話も怠ることにした
もうそこは君たちの天国弱いも強いも関係ないただそこは天国
一匹の天道虫を手にのせて角に連れていくと宙に向かって大きく
振りかぶった君は動じずに最後まで無意識という流れに強烈な憧
れを抱かせ続けたしなやかな存在 さよなら
振りかぶった君は動じずに最後まで無意識という流れに強烈な憧
れを抱かせ続けたしなやかな存在 さよなら
数年前に書いたのですが、
とても気に入っている詩です
とても気に入っている詩です
皆様に健康と平穏がありますように
0 件のコメント:
コメントを投稿