あえぎながら辿りついた教会の
多くの人が座るイスの最後尾に座り
ステンドグラスを背景に振り向く人
天使のような輪郭を放った
空気をもとめて辿りついた教会の中には
何重もの空気とガラス、そして光
低い長椅子から振り向いたのは
聖母マリア 白い石膏とレギオンの微笑み
選ぶのは私だと言っただろうか?
物語は小さく、限りなくひきのばし
ただそれを今にした かけめぐる空気
私の肩から羽が生えたとしたら、
それは弛緩だと微笑みそして私は語るだろう
肝心なのは光そのものとなること
寂しそうにこちらを見守っていた
鳥たちがはばたくこと
皆様に健康と平穏がありますように
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